北山 寿紀 / 施設長
利用者と同じくらい、職員を想います。
Q:管理職として心掛けていることを教えてください。
A:基本は“利用者のために”。ですが、それと同じくらい私は“職員のために”という目線で判断することに注力しています。組織づくりに必要なのは職員1人ひとりが仕事に向かう上で、安心できる環境があることだと管理職の立場として考えているからです。
Q:力を注いでいる業務はありますか。
A:人材育成です。新卒・中途の枠は特になく、1年間のOJT形式で行う研修体制の運営・管理。また、法人内で情報機器管理やメンタルケアなど、それぞれの分野に特化した講師をコーディネートし、職員のスキル向上を目的とする業務に尽力しています。
Q:常に大切にしていることはありますか。
A:職員の「○○に困っている…」「○○をやってみたい!」という意見が発生したときは、モチベーションを“やらされている感”から“やっている感”に切り替えられるポイントだと思っています。なので、イベントの企画など新しい業務にどんどんチャレンジできるキッカケづくりを行っています。
規模の大きい組織だから、できることがあります。
Q:育成会の特徴が一番表れているところを教えてください。
A:他の法人との違いは利用者様だけでなく、親の想いも大切していることです。その中で展開している事業のスケールも大きいということから、全てではありませんがその想いを国や都に提言できる環境だと思います。
Q:施設の運営で気をつけられていることはありますか?
A:「利用者」「職員」「金銭面」。当然ながら職員が居なければ事業運営は成り立ちません。ですが、職員のためだけというのも間違いです。バランスをうまくとり、それぞれに優先順位を付けることが必要不可欠。そのなかで意識しているのが、客観的な目線で判断することです。
Q:どのような施設にしたいと考えていますか。
A:とにかく“楽しい”と思える施設にしていきたいです。そのために必要なのは自信を持てること。自信を持つために必要なのは、ある程度の経験。経験を積めるためには、背中を押す役割を担う者が多く在籍する施設であること。そんな施設づくりを目指しています。
この業界に向かない人はいない。と思います。
Q:どんな方に向いていると思いますか。
A:向いていない人がいないと言えるのがこの業界の面白いところです。人が好きならそれでもちろん最適ですし、人見知りでも全く構いません。それぞれの性格でそれぞれの役割と良さが生まれる職業ですから。また、年齢や中途などで不安を抱える必要もありません。これだけ大きい法人ですから、あなたと同じ境遇を持つ方が必ずいらっしゃいます。
Q:最後にメッセージをお願いします。
A:ハードルが高そうと思われている方もいると思いますが、まずは一歩を踏み出してほしい。というのが素直な気持ちです。当法人は独自の研修体制が自慢。中途で未経験の方でも安心してキャリアを築いていけるようサポート体制は充分に整っています。ここで“自分らしく”を大切に挑戦してみませんか。心よりお待ちしています。