宮田 知香 / 支援員(リーダー職)
“自分色”の施設が必ず見つかります。
Q:この業界で働こうと思ったキッカケを教えてください。
A:高校時代に友人の誘いで、地域のボランティアキャンプに参加しました。障害のある方と1泊という短い期間の中で一緒にご飯をつくったり、動物園に行ったり。そこで感じたのが、純粋に“楽しい”という気持ちと、他のボランティアの方への憧れ。それが業界に足を踏み入れた理由です。
Q:“育成会”に入職してからの印象はいかがですか。
A:100%望みが通るわけではありませんが、法人内で他の施設に身を移せる制度が整っていることに魅力を感じています。豊富に施設がある中で、それぞれ雰囲気が異なる。だからこそ自分の色に合った職場を見つけられる環境が整っていることに安心できます。
Q:入職してから感じたことはありますか。
A:事務仕事が苦手な私でも残業が発生しないこと。利用者の情報は文章に残して共有する体制を敷き、チームで残業削減を図るのが私たちのスタイルです。
後輩に絶対させたくないのが「後悔」です。
Q:現在の業務で大切にしている事はありますか。
A:班のリーダーとして、生活支援・相談支援業務を兼任。どんな業務を通しても大切にしているのは、若いスタッフの「挑戦したい」という意見を尊重することです。後悔がないように、失敗しないように、何より失敗してもフォローができるように心掛けています。
Q: 印象に残っているエピソードはありますか。
A:「ある利用者様とうまく意志疎通が図れていない…」と、後輩より相談を受けました。その際に2人の心情を汲み取る仲介役に。また、関係を修復するため2人だけの時間と場所を徐々に設けるサポートを行いました。その結果、今ではお互いが楽しそうに話す姿を見ることができています。
Q:あってよかったと思う制度を教えてください。
A:10年勤続したスタッフが表彰させる“10年表彰“という制度があります。10年という節目を意識していたので、「お疲れさま」というお言葉をいただける機会がしっかり整っていたので思い出に残っています。
10年以上。働き続けられる法人です。
Q: 10年続けられる理由はありますか。
A:今改めて思うと、周りの先輩や後輩、仲間が居なければ私も続けられていなかったと思います。時には食事をしながら仲間と「こういう支援をしたい!」と熱く語り合い、困ったときにはいつでも先輩が横に居て。今の私が育成会に在籍しているのは、周りのメンバーのサポートがあったからです。
Q:最後にメッセージをお願いします。
A:正直、大きい法人・小さい法人のそれぞれにメリット・デメリットが必ずあります。その中で私は今の“育成会”でキャリアを築けて正解だったと間違いなく感じました。うまく言葉では言い表せませんが、10年以上ここで安心して働き続けた私が証明になれば良いなと思います。